当部(当指導部)は、概ね3年以内の初段位取得を目指した活動(指導)をしています。
稽古が活動の大半を占めますが、部の運営上の仕事も大切な活動項目です。運営を含む活動時間の大体の目安は、週に2〜6時間(1〜3回)程度となります。当事者意識をもって時間を有効に活用し、明るく主体的に盛り上げていきましょう。
実技の履修目標は、初段位相当で初伝十ヶ条(特に前半五ヶ条)までとなります。昨日の自分よりも少しでも強くなれる(上達できる)よう、根気強く活動してください。後輩(特に新人)を大切に、技を伝えて学ぶことで体と心を育て(自らを高め)、部を将来に繋げていきましょう。
*2024年現在、少人数のため同好会相当の活動にてぼちぼち出来ることをこなして、稽古を継続しています。初段を目指す人もそうでない人も、あまり難しく考えずに共に爽快な汗を流しましょう^^
「聞いて学ぶ」から「伝えて(教えて)学ぶ」へ
【補足事項(部員数が多い場合)】
やり方に唯一の正解があるわけではないし、情報(頭)が先行すると分かった気になってしまったり、身動きがとれなくなってしまったりするので、あまり難しく考えずに実践すること(少しだけ周りのことを考え、失敗や衝突を恐れず図太く、身体を動かすこと)を優先して行きましょう。部に自立的・自発的に関わることを目指して、学びや気づきを得たなら行動を改善して行くようにしましょう。また、一人で背負わず、周囲にアドバイスやサポートを仰げるようになりましょう。
意見が纏まらず判断に迷う場合には、以下の内容を参考にして活動(幹部生は部の運営)に生かしてください。
部活動は単位こそありませんが、学内外の支援者と連携した大学正規の課外活動です。公器としての部を私物化することなく、課外活動の遵守事項や部則(自分たちで決めたルール)を守り、礼節をもって活動(指導)に臨みましょう。また、機縁を逃さぬよう早めの計画を立て、互いに協力して運営していきましょう。事前に調整した正規の活動日は、特に理由(学業、就職、生活や健康上の事由)がない限り全日参加が基本です。とはいえ、それぞれスケジュールの変動(急用)やときにアクシデントもあるでしょう。日頃から柔軟な対応を心がけ、何かあった場合は早めに連絡、相談するようにしましょう。
学業や生活で多用な中での活動ですので、参加できない活動日(時間帯)があったとしても、気に病むことはありません。活動できる日(時間帯)にリカバーして行きましょう。達成感(上達の実感)を得るためにも、目安としての週1回以上の活動への参加(道場での相対稽古と庶務への協力)を推奨します。それなりの決断・覚悟(決意と気概)もって臨みましょう(3年生の12月まで)。諸事情で月一回、半年に一回の参加になった、あるいは休部したとしても、他者と比較することなく焦らず行きましょう。出来ない理由ではなくどうしたら出来るのかを考え、創意工夫でタスクをこなしましょう。
平準的な日々の活動が基本になりますが、集中的な活動(強化練習や合宿など)を組み合わせてうまくスケジュールを調整すれば、学業、休暇(夏休みや春休みを含む)やアルバイトなどとの折り合いもつけ易くなります。目標が高すぎる場合は低く設定し直し(タスクが煩雑すぎる場合は優先順位の低い項目から割愛して単純化し)、物足りない場合は各自が自主的に補足(タスクを少し増やして補完、潤滑化)して調整するようにしましょう。部活をきっかけに目標や目的を定め優先順位を明確にして、その日にすべきことや短期中期のスケジュールを組み替える習慣をつくること(ToDoリストの作成やPDRサイクル、断捨離などの習慣化)は、生活のリズムを整え心を楽にして(生活に適度な張りを与え脳を快にして)、アクシデントを軽減することにも繋がります。
また、単なる習いごととしてではなく、求道心や内発的動機づけをもって臨むことで、スタンスや結果が大きく変わってきます。綺麗(器用)にできなくても何の問題もありません、気長に行きましょう。泥くささや汗くささに慣れることは大成への第一歩、巷に流れる部活不要論に感化(弱体化)される必要もありません。必ず出来ます、役に立ちます。この道を修めることに誇りをもって、部活動に継続的に取り組んでいきましょう。大学の部活は中高までとは異なり、自立性・自発性の高い活動です。
やると決めたらやる決行力「心気力一致」